介護歴10年以上の経験者が見つけた新しい働き方。1対1で向き合う介護と、温かいチームの力

高校時代から福祉を専門に学び、グループホームや有料老人ホーム、訪問介護、病院の入浴専属スタッフなど、10年以上にわたってさまざまな介護現場を経験してきた小和田優子さん。入社2か月目を迎え、樹の職場環境に手応えを感じています。介護経験者として積み上げてきたスキルを活かしながら、新たな介護の形に挑戦する小和田さんに、これまでのキャリアと樹での日々を語ってもらいました。

中学1年生のときに芽生えた使命感。「誰かの役に立ちたい」という思いが、10年以上のキャリアを支えてきた

――介護の仕事を目指そうと思ったのは、どんなきっかけからだったのでしょうか?

中学1年生のとき、祖母の介護を身近で見ていたことがきっかけです。その経験を通して、「人と関わりながら誰かの役に立てるような仕事を長くしたいな」と思うようになりました。介護職というのは身体的なケアだけではなく、利用者様の気持ちや思いに寄り添い、心の支えにもなれる仕事だと思っています。精神面と身体面の両方から利用者様を支えて、その方らしい生活をサポートできる、そこに魅力を感じて介護職を目指そうと決めました。高校は福祉専門の学校に進み、介護の経験を積みながら資格を取得し、その後はずっと福祉の仕事を続けています。

――これまで、どのような施設でどのくらいの経験を積まれてきたのでしょうか?

まず、卒業してすぐにグループホームで3年間働きました。日勤・夜勤を経験しながら、認知症の方の徘徊への対応や、利用者様と一緒に調理・洗濯・掃除を行うなど、生活に寄り添った介護を学びました。その後は住宅型有料老人ホームに移り、個室で生活される利用者様への訪問介護に近いかたちのサービスを担当。さらに自宅への訪問介護も経験した上で、より技術を磨きたいという気持ちから病院の入浴専属スタッフとしても約2年半勤務しました。

――多様な現場を経験したなかで、特に得られたものや、反省として残っていることはありますか?

得られたことで一番大きいのは、利用者様一人ひとりに合ったコミュニケーションの取り方です。それぞれの方に合わせたサービス提供を常に意識してきたことが、今の仕事でも活きていると感じています。一方で反省点としては、気管切開をされている利用者様に対して、意思疎通がうまく取れずに焦ってしまった経験があります。誤った方向に理解してしまい、結果として利用者様に不安を与えてしまいました。言葉のないコミュニケーションの難しさを実感した出来事として、今でも心に残っています。

「笑顔で迎えてくれた職員の姿」が、入社を決めた理由。1対1で向き合える介護の形を求めて

――今回、樹への入社を決めた理由を教えていただけますか?

一番の魅力に感じたのは、利用者様一人ひとりに合ったサービスを提供しているという点です。施設や病院の現場では、どうしても集団対応が中心になってしまい、1対1でゆったりと関わりを持てる機会がなかなか作れないという状況でした。年齢層の若い方が多く暮らす福祉マンションという新しい介護の形に興味を持ったことも、応募のきっかけになっています。それ以上に印象に残ったのは、初めて応募したときに感じた職員の方々の雰囲気でした。利用者様に対しても、職員同士で話されているときも、常に笑顔で接している姿を見て、「ここなら長く働きながら成長できる環境だ」と感じました。

――実際に入社してみて、入社前後でギャップや印象に残っていることはありましたか?

ギャップはほとんどありませんでした。元々イメージしていた通り、スタッフの方は本当に話しやすく、困ったときには声をかけてくださいますし、こちらからいつでも相談しやすい環境です。特に驚いたのは、経験者・未経験者を問わず、サービスに入る前に細かい情報の提示が必ず行われることです。「この方はこういった病気をお持ちで」「こういうことを気にされていて」と、丁寧な説明があってから訪問に臨めます。また、初回は必ず同行訪問という形で先輩が訪問に同行してくださり、希望すれば何度でも同行してくださる体制が整っています。利用者様が安心してサービスを受けられるように、スタッフも安心して現場に臨めるように、という配慮をしっかり感じることができました。

移動の合間が「チームの時間」に。職員間のコミュニケーションが、サービスの質を高める

――職場の雰囲気について聞かせていただけますか?

職員間の距離の近さは、これまでで一番だと感じています。1日のスケジュールの中で、1件1件のサービスの間に移動時間や少し空く時間があるのですが、そういったタイミングにスタッフ同士で話す機会が自然に生まれるんです。利用者様の様子を共有したり、気になることを相談したりという時間が多く、それがそのままサービスの質や情報共有の質につながっていると感じています。これまでの職場でも思いやりのあるスタッフはたくさんいましたが、こんなに距離が近いのは初めてです。入社して2か月目ですが、2日目にはもう緊張がほぐれていましたね。

――これまでのキャリアが、今の現場でも活きている場面はありますか?

コミュニケーションを通して利用者様の潜在能力を引き出すという点では、これまでの経験が確実に活きていると思っています。また、利用者様の生活の場に入らせていただく立場として、その方の生活習慣や価値観を尊重し、礼儀やマナーを大切にして関わるという姿勢は、スタッフ全体に共通しています。個性豊かなスタッフが互いを認め合いながら働いているからこそ、各々が自分らしく働くことができ、利用者様にもより質の高いサービスが提供できていると感じています。利用者様が声かけ1つで笑顔になられる場面が少しずつ増えてきて、やりがいを感じる毎日です。

「困ったときはすぐに対応します」。小2の娘を持つ母親に寄り添う、樹のチームとしての温かさ

――今後のキャリアについては、どのようなビジョンをお持ちですか?

今は小学2年生の娘がいるので、フルタイムでの勤務はまだ難しい状況ですが、子どもがもう少し大きくなったら、介護支援専門員をはじめ、さらなる資格取得を目指してキャリアを積んでいきたいと考えています。そのためにも、今の現場でできるだけ多くのことを吸収していきたいですね。面接のときから管理者の方が「子どもの体調不良などで休む必要があれば相談してください」と言ってくださっていて、実際に入社してからも困ったときにはすぐに声をかけてもらえています。子育て中でも安心して長く働き続けられる環境があるからこそ、先を見据えたキャリアのことも前向きに考えられるのだと思っています。

――最後に、介護業界でキャリアを積んできた方や、ブランクがあって再挑戦を検討している方へメッセージをお願いします。

利用者様一人ひとりに寄り添った介護ができるという点が、当社の一番の魅力だと思っています。経験者・未経験者を問わず、スタッフの方が本当に明るく元気な方ばかりなので、自分を出しやすい職場です。何でも聞きやすい雰囲気ですし、困っていると気づいて声をかけてくれる方もたくさんいるので、不安なく業務に入れると思います。これまで介護の経験を積んできた方にとっては、1対1でじっくり利用者様と向き合えるこの環境は、きっと新鮮に感じていただけるはずです。「笑顔と思いやり」があふれるこの職場で、ぜひ一緒に働きましょう。

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