
10年前の脳出血により左半身に障がいを抱え、長年ご両親と暮らしてきたHさん。ご両親が他界され、実家を離れることになったのを機に、新たな住まいを探し始めました。そして出会ったのが、樹が運営する福祉マンション「ステーションパレスS・T」です。入居から約1年、「ここに来て本当に良かった」と語るHさんに、入居前の不安や、日々の暮らしの変化についてお話を伺いました。
両親の他界をきっかけに、新しい住まいを探していた
――住まいを探し始めたきっかけを教えてください。
以前は他の区で両親と暮らしていました。私は10年ほど前に脳出血を患い、左半身に障がいが残っています。長い間、両親が生活を支えてくれていましたが、その両親が相次いで亡くなり、実家も売却することになりました。障がいがある身で、これから一人でどこに住むかを考えなければならない状況になったんです。
――住まいを探すなかで、現在のステーションパレスS・Tを知ったのはどのような経緯でしたか?
住まいを探すにあたってお世話になっていた事業者さんから紹介していただきました。いくつかの場所を提案していただいたのですが、実家のある土地の近くにこだわりがあったんです。なじみのある場所のそばで暮らしたかったので、立地という点でここが一番しっくりきました。
――見学した際の印象はいかがでしたか。
見学したときに、スタッフさんがとても優しそうな雰囲気だったのが印象に残っています。「ここならやっていけそうだ」という感覚があり、入居を決める後押しになりました。見た目の設備ももちろんですが、やっぱりスタッフさんの雰囲気が一番大事だなと思いました。
不安はいつの間にか消えていた。気さくなスタッフがつくる、アットホームな空気

――入居前に不安に感じていたことはありましたか?
それまで両親と一緒に暮らしていたので、一人暮らしは初めてだったんです。障がいもありますし、一人でちゃんとやっていけるのかという不安はありました。新しい環境に馴染めるかどうか、周りの方とうまくやっていけるかどうかも、正直気になっていました。
――実際に入居されてみて、その不安はどうでしたか?
もう今はまったくないですね。スタッフさんが良い方ばかりで、自然と慣れることができました。何かあれば呼べばすぐに来てくれますし、「一人じゃない」という安心感が毎日の支えになっています。掃除などの訪問サポートで部屋に入ってもらう際も、冗談を言い合ったりいじり合ったり、気さくな会話が続くんですよ(笑)。
――スタッフの方との関わりについて、もう少し教えていただけますか。
管理者さんをはじめ、スタッフの方がみなさんアットホームな雰囲気で接してくれるんです。学生アルバイトとして来られている海外出身のスタッフさんと話す機会もあり、バックグラウンドの異なる方との交流も楽しいと感じています。難しい顔をせず気軽に話しかけてもらえる空気があるので、相談事があっても構えずに打ち明けられます。
北口社長もこのマンションに来られた際には声をかけてくださいます。若い方なんですが、気さくで話しかけやすい雰囲気がありました。
配食が日々の楽しみ。充実した毎日

――現在の1日の流れを教えていただけますか。
平日は就労継続支援B型事業所とデイサービスに通っています。午前中に出かけて午後2〜3時ごろに戻る日もあれば、午後から出て夕方5時過ぎに帰る日もあります。外に出ている時間が長いので、部屋にいる時間は夕方以降が中心ですね。テレビを観たり本を読んだりして過ごしながら、配食が届くのを待ちます。何が入っているかは蓋を開けるまでわからず、日々の楽しみになっています(笑)。
――施設のイベントには参加されていますか。
はい、参加しています。特に印象に残っているのは、近くの公園でのお花見です。マンションの入居者さんやスタッフさんだけでなく、ほかのマンションの方も一緒に参加されていて、にぎやかで楽しい時間でした。外に出て人と一緒に過ごす機会があると、気持ちが明るくなりますよね。ああいうイベントを企画してくれるのはありがたいなと感じています。
安心の環境が生む、前向きな日常
――この1年を振り返って、入居して良かったと感じる瞬間はどんなときですか。
「一人ぼっちじゃない」と感じられる瞬間ですね。何かあれば呼べる方がいる。とても心強いです。こちらに移ってきて本当に良かったと思っています。
――今後の目標はありますか。
リハビリを続けながら、少しでも体の状態が改善していけたらと思っています。なかなか治るものではないですが、それでも前向きに取り組んでいきたいですね。ここには長く住み続けたいですね、追い出されない限りは(笑)。
――最後に、入居を検討されている方へメッセージをいただけますか。
スタッフさんが良い方ばかりですし、社長さんも気さくで親しみやすい方です。年齢や障がいの種類に関係なく、どんな方にも来てほしいと思います。私は住み始めてから不安がなくなりました。「呼べばサポートに来てくれる環境」がこれほど心強いとは、住んでみるまで気づきませんでした。